はじめての春
「アフロ犬みたいやんけ!」と、パジャマ姿の大吾くんが元気にツッコむ。世代のバラついた会場内に響く懐かしのキャラ名。ハテナが浮かぶ客席の中でひっそりと同世代が愛おしさを噛み締めている音がする。あ〜これこれと私も双眼鏡を曇らせてキュンとしてしまいました。大吾くんのニュアンス。
大阪はいい街だ〜食べ物が美味すぎる!
お好み焼き屋『ゆかり』のピリ辛きゅうりが絶品すぎておかわりしてしまったし、大吾くんを思いながら食べたガストの麺、ガストはガストでも一味違った。大吾くん、好きです。
カプセルホテルの洗面所、隣の人の洗顔が常軌を逸するほどにワイルドで、他人の水しぶきを右頬と右腕でしっかり受け止めるというちょい萎え萎え案件だって、心に"パジャマをズボンにインして松葉杖をつく可愛い大吾くん"を飼っていた世界一HAPPYな私にとってはただのスプラッシュマウンテン、そんな朝です。
昨日、3月17日、関西ジャニーズJr.と出会って初めて迎える春でした。
『関西ジャニーズJr. SPRING SPECIAL SHOW 2019』
これが幸せか……………。
どうしても忘れたくない細かな好きの数々、文字に起こさず失くしてしまうのは悲しすぎる……。記憶の容量が風呂桶くらいしかない私は、やっぱりここに大吾くんの可愛かったところかっこよかったところ面白かったところ感動しちゃったところ、いろいろばぁ〜〜〜〜〜っと書く事にします。
【注意!】ここから先、セットリスト・コントの内容のネタバレをガッツリ含みます!
〇コント
・お腹が冷えないように?パジャマをズボンにイン!(結構深く)
・松葉杖に全体重預ける芝居が上手すぎる。
・ペットの風ちゃんと戯れる姿がまるでムツゴロウ
・何処と無く感じるつるぎくんの面影(ドラマ『大阪環状線-Part 4- ひと駅ごとのスマイル』)
・時々現れるツッコミに対する迷い
・「難病を知らされた後、妻の丈子に真実を言えぬまま逃げるように病室へ戻る」この葛藤の芝居がコントというより映画(ジャンル:ヒューマンドラマ)
・10tのハンマーで殴られて気絶する時のおててのポジショニング。(両手をプラーンと広げ)
・「アフロ犬みたいやんけ!」とツッコミを入れる。大吾くんにとって"アフロ犬"は、今も頭にふわんと思い浮かぶほど身近な存在だと知る。
・「おじさん」と言われ苦い顔をする。
・笑いを堪えてきゅっと結んだりへの字になったりするお口。
〇SHOW TIME
~ダイヤモンドスマイル~
・靡くマントと不動の前髪
・「君には似合わないよ」の振り付け、緩急の付け方、ステップを踏む時の首のニュアンス、媚びない表情
・「甘い運命感じて」の振り付け、腰と膝と足元の操り方がピタッと音にハマる
・「Your speaking smile is so sweet stone
Bright illusion」の踊り方
・踊り方が超丁寧。軽く流すことを知らない。
・白馬の王子様のような佇まいなのに、目の奥は戦に備える武士。
~ペットショップラブモーション~
・元から犬なのに、犬の格好をしてさらに犬になってしまった犬。
・おしりが可愛い。
・微量の抵抗と謙遜を含んだ「ワンワン」
・可愛すぎて意識飛んだ為、記憶が無い。
~新曲『Game of Love』~
・バキバキに踊りながら見せる、苦しそうに口を尖らせた表情
・挑発的に頸動脈付近をなぞる
・フードを被るタイミング、脱ぐタイミング、手捌き首捌き共に天才。
・重心後ろ、体を少し反らせて上手側に後退する振り付けの全身バランス(好きの宝石箱)
・衣装により肩幅100メートル
~Dream Catcher~
・「君のための歌か…」と思わせる説得力
・"とめ、はね、はらい"がしっかりとした踊り方
・感動と大好きで胸がいっぱいすぎて詳細な記憶がない。
もう一度言うけど、感動と大好きで胸がいっぱいすぎて詳細な記憶がない……。
ステージの先頭ど真ん中、この場所に立つのは他の誰でもなく、『西畑大吾くん』だという現実、噛み締めても噛み締めても無限に味がする。
闘志むき出しの荒ぶる獅子タイプでもなく、
奇想天外な鬼才タイプでもなく、
諦めず、腐らず、ひたむきに努力をして、謙遜を含みながらも堂々と胸を張ってアイドルを全うする、でもたまにちょっぴりズレてておもしろ愛おしい、そんな人間らしさ溢れる大吾くんが長年センターを張り続ける事実がとても味わい深くて惚れ直してしまう……。
私はまだ、西畑大吾くん、関西ジャニーズJr.と出会って初めての春なわけで、大吾くんが経験してきた沢山の春、出会いの春、別れの春、葛藤の春、達成感の春、その全てをリアルタイムで感じることが出来ていない。
私が見れなかった沢山の春の中に、大吾くんが今も変わらずセンターに立ち続けている背景全てが詰まっているんだと思うと、胸がアツすぎる。
そして私が初めてリアルタイムで感じることが出来たのは、大吾くんが自分の手で創る春。変わらないセンターという位置、なのにガラリと変わっていく環境。その中で託されたSHOW TIME部分の演出・構成という大役。『私のはじめて』にするには贅沢すぎるほど大切で、積み重ねの厚さを感じる素敵な公演でした。
小柄で、華奢で、儚くふわっと消えてしまいそうな雰囲気も纏う大吾くんが長年センターを張ってきた背景には、沢山の物語があったんだということ、歴史を学ぶ感覚で私はしっかりと身に染み込ませていきたいと思いました。
「今年は関西ジャニーズJr.の年にしたい!」と語る仲間の声に高く拳を掲げる君、勢い余って永野になってしまう君、全て好き好きの好きすぎだよ〜〜〜〜!
西畑大吾くんが!なにわ男子が!関西ジャニーズJr.が!幸せでありますように!健康でありますように!努力が実を結びますように!(フライング七夕)