元ハロヲタ女が初めてジャニーズの舞台を観に行った。
なぜ私は今、大阪にいる。
好きになってからまだ1ヶ月だぞ……。
元モーニング娘。で現女優の工藤遥ちゃん、そして最強のアイドル集団ハロープロジェクトを愛し、その閉ざされた秘密の花園の中で男の子に触れず数年間拗らせて生きてきた20代女性(わたし)がついに……関西ジャニーズJr.の西畑大吾くんと出会って世界の色ががらりと変わった訳ですが、私は今、もう引き返せないところまで来てしまっている。やばい。西畑大吾くんが好き過ぎて胸が苦しい。もう流動食しか食べれない日々が続きそう。
なぜかって………私は………
関西ジャニーズJr.さんの舞台「明日を駆ける少年たち」を……観に行ってしまったからだ〜〜!!!
何やってんだ本当に何やってんだ私……
まだ好きになってから1ヶ月しか経ってないのに何やってんだ〜!!!!!!!!
止むを得ず高すぎる飛行機を泣きながら予約した結果謎のVIPな席に通されてしまって神様に懺悔したり、電車に置き去りにされたり、宿で外国人観光客に英語で質問されて困惑して「Oh…スミマセェン」って何故かカタコトの日本語で謝ってしまったりいろいろな珍事件はあったのですがそんなのは置いといて〜〜。
初めて見た"ジャニーズの舞台"というものが私にとっては凄く衝撃と感動の連続で、一生忘れられない最高の夏の思い出になってしまったので、そのぶつけ所のない高ぶる感情をここに書き殴って落ち着きたいと思います……。
天下のジャニーズさん……やっぱ凄すぎる。
①ヲタクが可愛い
えっ?一発目がそこ?
会場に入った瞬間、私は乃木坂46とE-GirlsとSEVENTEENモデルと黒木瞳と松本伊代の合同コンサートに来てしまったのかと錯覚するくらいヲタクが…………可愛かった。年齢問わず可愛かった。
「好きな男の子に会う日はとびっきりのお洒落をして出掛ける。」という女の子ならではの行為がちゃんと出来ている人々だらけで心底尊い気持ちになりました……。
だから決めた!!!私も!!500キロくらい痩せます!!!
②西畑大吾くんが金髪
西畑大吾くんが…………金髪。(復唱)
大吾くんが登場した瞬間、私は夢でも見ているのか……?という気持ちになりました。なにあれなにあれズル過ぎない?
皆さんいいですか…王子様は………この世にいます。
飾りっけのないさらさらストレートの金髪が、ほんっっっと状況に合わせてころっころ表情を変えるのね……これがさぁすごいから聞いて……。
囚人役の芝居中は、その金髪がさらに大吾くんをハードボイルドで男らしく、そして強烈に色っぽく彩ってたんです……。その風格は間違いなく松竹座にいる女達全員を精神的に抱いていた。
一方、ライブコーナーで王道アイドルソングを歌っている時は、金髪大吾くんからキラキラキラ〜〜っと光の粉が舞っていて、「あ……王子様って……いたんだ。」と心の底から思わされるような優しい包容力のあるリアルプリンスでした……。なんだ君はディズニープリンスかよ……。
西畑大吾くんが治める優しい国に住みたいです。
でも待って。私が初めて生で見た大吾くんは金髪だった訳だけど、別に大吾くんは金髪だろうが黒髪だろうが茶髪だろうが坊主だろうが紫式部級のロン毛だろうが同じオーラを放っているに違いないじゃないですか?
…………………好きです……。
③なんかコンサートもしてくれる。
モーニング娘。の舞台はThe演劇特化主義なので、その世界観と異なるパフォーマンスは一切しないのです。そんな舞台ならではの特別感が大好きだった私ですが、少年たちは演劇の終演後にライブコーナーがあると聞いていたので「どどどういう世界観なの……」と少々ビビりながら関西ジャニーズJr.さんの舞台開演を待っていたんだけれど、まさかの開演早々………
ライブ始まった。
初っ端からキラッキラの男の子達が関西においでやす〜〜って歌って踊ってくれているんです!混乱!!
大盛り上がりの楽しい楽しいライブが終わり、突然空気が一変、舞台「明日を駆ける少年たち」が始まります。さっきまで笑顔で歌って踊っていた彼らが、今度は鋭い目つきで遠くを睨んでいました……。えっ……早っ……気持ちの切り替え早すぎる………誰…………?
正直「舞台の世界観とライブの楽しさ、同時にやっちゃうと喧嘩してしまわないの?演者の感情の乗せ方は……どうなるの?」と、観る前は少々不安に思っていたんですけど……あの……本当にすみませんでした!!!!!!
関西ジャニーズJr.さん達は、その異なる2つの世界観を混ぜ合わせて最高の化学反応起こしちゃっていました……嗚呼〜〜〜脱帽……!本当に本当に凄すぎる何なんだこの人達〜〜!!!
演劇では、その世界観にどっぷり浸かり、アイドルとは思えないほど迫真の演技で圧倒…。
でも自分達がアイドルでいることへの誇りとか、アイドルとして培ってきたものを最大限に活かしながら、アイドルにしか成し得ない最高のエンターテインメントを作り上げていました……。
なんだか矛盾してるかもしれないけど、これなんです……本当に凄い。ジャニーズって、やっぱり、凄い。
だから演劇とライブコーナーが共存していても、お互いがお互いを引き立て合って、それが1つの作品になっていて最高に痺れました…!
天国って、この世にあったんですね……。
早く……来年の夏になりたい。
④なんか、セットがくるくる回る。
なんかセットが凄い。回った。くるくると。
セットがくるくると回るし、突然綺麗なお星様とか出てくるし、なんかもわもわもわ〜って煙も出てくるし、突然ステージに穴空いたりとかもするし、なんか、すごかったです。(語彙力)
⑤囚人役の役名が本名
最高に拗らせますね何これ………。
西畑大吾くんが演じているのは、トムでもジェリーでもなく"西畑大吾"なんですよ。
生い立ち、境遇、性格何もかもが違っていても、彼らが演じているのは"もう1人の自分"な訳です……やばいなコレ打ちながら最高にエモくなってきたやばいな。
ジャニーズファンの方々の間ではもはや常識なのかもしれませんが、私にとってはそれすら新鮮で、痺れました。
いや〜〜〜〜〜感想、長っ!
他にもここに書ききれないほどたくさんの感情が存在するのですが、それ書いちゃうと軽く10年くらい掛かってしまいそうなのでやめておきますね。
とりあえず私は、
西畑大吾くんが狂おしいほどに大好きです。
そして、
関西ジャニーズJr.さん達が大好きです。
そして、
これからは頻繁に大阪に通おうと思います。
初めてを経験中っ!